発音が劇的に上手くなる 英語 早口言葉 100選

英語の早口言葉は、発音、流暢さ、アクセントを、頭韻や難しい音の繰り返しを通じて楽しく効果的に練習する方法です。

この記事では、英語の早口言葉で発音をマスターする方法をご紹介します。初級・中級・上級レベルの早口言葉から自由に選んで練習できるので、「Practice」ボタンをタップまたはクリックして、ぜひ発音をテストしてみてください。

I saw a kitten eating chicken in the kitchen.

英語の面白い早口言葉

Fuzzy Wuzzy was a bear, Fuzzy Wuzzy had no hair, Fuzzy Wuzzy wasn't fuzzy, was he?

[ファジー・ウージーはクマだった、ファジー・ウージーには毛がなかった、ファジー・ウージーは毛深くなかったの?]
この早口言葉は /f/、/w/、/z/ の対比を遊び心あるリズムで楽しむフレーズです。唇の形と舌先の位置をこまめに変えて、それぞれの音を明確に発音しましょう。

Peter Piper picked a peck of pickled peppers. How many pickled peppers did Peter Piper pick?.

[ピーター・パイパーはピクルス漬けの唐辛子を一山収穫した。ピーター・パイパーは一体いくつのピクルス漬け唐辛子を摘んだのか?]
/p/ の音が続くオールタレーション(頭韻)が特徴で、スピードと正確さが試されます。日本語の「パ行」に近い音ですが、一瞬唇を閉じて息を開放するときにハッキリと破裂音を出すようにしましょう。

How much wood would a woodchuck chuck, If a woodchuck could chuck wood?

[もしウッドチャックが木を投げられるなら、どれだけの木を投げるだろう?]
/w/ と /tʃ/ の音を中心にした有名フレーズで、スピードと明瞭さが鍵となります。「ウ」と発音する際に唇を丸め、/tʃ/ は「チュ」と弾くように発音するとよいでしょう。

I wish to wash my Irish wristwatch.

[私はアイルランド製の腕時計を洗いたいと思う]
/w/ と /ʃ/、さらに「Irish wristwatch」の部分で舌と唇の動きを素早く切り替える必要があります。特に /w/ は唇を丸め、/ʃ/ は「シュ」と息を前に出す感覚を意識しましょう。

Give papa a proper cup of coffee in a copper coffee cup.

[パパに銅のコーヒーカップでちゃんとしたコーヒーをあげて]
/p/、/k/、/f/ の音が繰り返されるフレーズで、素早さと明瞭さが重要です。子音をはっきり区切りながら発音し、同じ音が重ならないように意識しましょう。

Fred fed Ted bread, and Ted fed Fred bread.

[フレッドはテッドにパンを与え、テッドはフレッドにパンを与えた]
/fr/、/br/、そして /t/ の音をテンポよく行き来する、往復型の早口言葉です。息のタイミングと舌の位置を正確にコントロールしましょう。

Cooks cook cupcakes quickly.

[料理人たちはカップケーキを素早く作る]
/k/ の音が単語の最初や最後に登場するフレーズ。日本語の「カ行」に近い音ですが、舌の奥を上あごに当ててから離すときにしっかり息を出しましょう。

Silly Sally swiftly shooed seven silly sheep.

[おバカなサリーはすばやく7匹のおバカな羊を追い払った]
/s/ の音が多く、短母音も繰り返し登場するため息継ぎのコントロールが大切です。息を連続して出すイメージでハッキリと「ス」の発音を行いましょう。

Ed had edited it.

[エドはそれを編集した]
とても短いフレーズですが、/d/ と /t/ の切り替えが速いので、舌を歯茎につけては離す動作を素早く正確に行ってください。

We surely shall see the sun shine soon.

[私たちはもうすぐ太陽が輝くのをきっと見るでしょう]
/ʃ/ と /s/ が繰り返し出てくるフレーズで、未来形のリズムを保ちながら発音します。口の形を /ʃ/ と /s/ でしっかり切り替えるように気をつけましょう。

I saw Susie sitting in a shoeshine shop. Where she sits she shines, and where she shines she sits.

[私はスージーが靴磨きの店に座っているのを見た。彼女が座るところで彼女は輝き、彼女が輝くところで彼女は座る。]
「Susie」「sitting」「shoeshine」「sits」などで /s/ と /ʃ/ をテンポよく切り替える必要があります。歯の隙間から息を出す /s/ と、唇を少し丸める /ʃ/ を混同しないようにしましょう。

Chester cheetah chewed a chunk of cheap cheddar cheese.

[チェスター・チーターは安いチェダーチーズのかたまりを噛んだ]
/tʃ/ の音が何度も登場するため、舌を軽く奥に引いて破裂させるように「チュ」と発音すると明瞭さが増します。

I slit the sheet, the sheet I slit, and on the slitted sheet I sit.

[私はシーツを切り込み、その切り込みを入れたシーツの上に座る]
/sl/ と /ʃ/ のコンビネーションを高速で発音する難所。特に「slit」「sheet」は唇や舌先が滑らないよう意識してください。

初心者向けの簡単な早口言葉

「R」 (/r/) と「L」 (/l/) の音

Red leather, yellow leather.

[赤い革、黄色い革]
/r/ と /l/ の切り替えを短い繰り返しフレーズで練習できます。/r/ は舌を奥に引いて丸め、/l/ は舌先を歯茎の裏につけて発音しましょう。

Larry rarely relies on rails.

[ラリーはめったにレールに頼らない]
単語の冒頭や途中にある /r/ と /l/ を区別する練習に役立ちます。舌の位置を都度リセットして混同しないようにしましょう。

Really loud lions roar.

[本当にうるさいライオンがほえる]
単語の頭や中間にある /r/ を明確に発音します。声を響かせるイメージで舌を奥に引き気味にしてください。

Roll a lemon along the road.

[レモンを転がして道路に沿って進む]
/l/ と /r/ をすばやく切り替えるため、舌先の動きを素早く切り替えましょう。混ざらないよう注意が必要です。

Laura loves lavender lilies.

[ローラはラベンダー色のユリが大好き]
/l/ の音が連続し、舌先の素早い動きが求められます。歯茎に当たる位置をはっきりさせて明瞭に発音しましょう。

Rowdy rabbits relish red radishes.

[騒がしいウサギたちは赤いラディッシュを好む]
「rowdy」「rabbits」「relish」は冒頭が /r/、「radishes」は途中に /r/ があるため、位置による発声の違いを確認できます。

Little Robert ran round the lane.

[小さなロバートは車線をぐるっと走った]
/l/ と /r/ をテンポよく交互に出す練習に最適です。口の形を変えると同時に舌の位置も意識しましょう。

Loose ribbons loop lightly.

[ゆるいリボンが軽く輪を作る]
/l/ を繰り返し発音し、やわらかく明瞭に音を出します。舌先が歯茎に軽く触れる感覚をつかんでください。

Rita's locket rarely rattles.

[リタのロケットはめったにガタガタ音を立てない]
「locket」「rattles」で /l/ と /r/ の連結を意識します。舌を速く動かしても、はっきりと音を出すようにしましょう。

Lily wrote letters leaning right.

[リリーは右に傾きながら手紙を書いた]
文中で /l/ と /r/ が混ざりやすいですが、単語ごとに舌の位置を意識すると明瞭な発音ができます。

「TH」 (/θ/, /ð/) の音

Three thin thieves thanked Theo.

[3人のやせた泥棒はセオに感謝した]
無声 /θ/(「thin」など)の反復が特徴。舌先を前歯と軽くかむ位置に置いて、息をすっと出すのがポイントです。

Thaw the thick thing thoroughly.

[その厚いものをしっかり解凍する]
「thaw」「thick」「thing」「thoroughly」と、さまざまな位置の /θ/ を練習できます。舌の位置を一定に保ちましょう。

Thirty thoughtful thinkers thought twice.

[30人の思慮深い考え手たちは2度考えた]
単語の冒頭と中間で /θ/ を繰り返し、息の向きと舌先の固定が大切です。慌てずにクリアな音を出してください。

Thea threw three threads.

[シアは3本の糸を投げた]
「Thea」を有声 /ð/ で発音する場合と、「threw」「three」は無声 /θ/、この違いに注目しましょう。

Thrifty Theo threw the thumbtack.

[倹約家のセオは画びょうを投げた]
「thrifty」「thumbtack」は無声 /θ/、一方「the」は有声 /ð/。舌先を同じ位置に保ちつつ声の有無を切り替えます。

They think that Thursday is the thinnest day.

[彼らは木曜日が一番やせている日だと思っている]
有声 /ð/(「they」「that」「the」)と無声 /θ/(「think」「Thursday」「thinnest」)を交互に発音し、明確に区別しましょう。

Thorny thistles thrive in the thicket.

[とげのあるアザミはやぶの中でよく育つ]
単語の頭に無声 /θ/ が連続するので、舌先を前歯にしっかり固定し、息が途切れないように意識しましょう。

Thoughtful Thornton thought of the theorem.

[思慮深いソーントンはその定理を思いついた]
/θ/ と /ð/ が繰り返し出てくるので、息だけの無声と声を出す有声を正確に切り替える必要があります。

Theresa's thirty theories thrive.

[テレサの30の理論はよく発展する]
「thirty」「theories」「thrive」で無声 /θ/ を連続させ、舌先をずっと前歯付近に保って息を流すのがコツです。

Thirsty Theo thrived on thick shakes.

[のどの渇いたセオは濃厚なシェイクで元気になった]
「thirsty」「Theo」「thick」など無声 /θ/ が繰り返されます。舌を前歯に当てて息を前に押し出す感覚を保ちましょう。

I thought I thought of thinking of thanking you.

[私は感謝を考えたと思ったが、それは本当に考えたのか?]
「thought」「thinking」「thanking」など /θ/ の反復で、スピードを上げるほど舌がもつれやすいので、正確さを優先して練習しましょう。

「S」 (/s/) と「SH」 (/ʃ/) の音

Sue sells shiny shells.

[スーは光る貝殻を売っている]
「sells」の /s/ と「shiny」「shells」の /ʃ/ を対比。/s/ は歯の隙間から空気を細く出し、/ʃ/ は唇をやや丸めるように発音します。

She sees the sun shining softly.

[彼女は太陽が柔らかく輝いているのを見ている]
/ʃ/(「she」「shining」)と /s/(「sees」「softly」)を交互に使います。素早く切り替えるために口の形を意識しましょう。

Seven slippery snails slid slowly south.

[7匹の滑りやすいカタツムリがゆっくり南へ滑っていった]
/s/ が連続して登場し、息の調節と明瞭さが重要です。舌を固定して息を一定に保ち、クリアに発音しましょう。

Sasha shifts shape sometimes.

[サシャはときどき形を変える]
「Sasha」「shifts」「shape」で /s/ と /ʃ/ が交互に現れます。音ごとに口の形をリセットし、はっきりと違いを出しましょう。

Sarah's shy sheep shiver slightly.

[サラの恥ずかしがり屋の羊は少し震えている]
「shy」「sheep」は /ʃ/、「slightly」「Sarah's」は /s/。柔らかい /ʃ/ と鋭い /s/ をしっかり区別しましょう。

Sally's socks shrink when she washes them.

[サリーの靴下は洗うと縮む]
「Sally's」「socks」の /s/ と「shrink」「she」の /ʃ/ を対比。口の開き方と唇の丸め方を切り替えてください。

Sam sips sweet soda slowly.

[サムは甘いソーダをゆっくりすすっている]
/s/ が連続するため、一つひとつ区切りながら発音して慣れてきたらスピードを上げると明瞭さを保てます。

Shy Sheila saw seashells on the seashore.

[恥ずかしがり屋のシーラは海岸で貝殻を見た]
「Sheila」「seashells」「seashore」などで /ʃ/ を集中的に練習。唇をすぼめて「シュ」と発音する感じを覚えましょう。

Silky sheets shine in sunlight.

[絹のシーツが日光で輝いている]
単語冒頭の /s/ が多く、母音も変化します。口を少し横に引いて歯の間から息を出し、明瞭に「ス」と発音しましょう。

Shy snakes slide softly.

[恥ずかしがり屋のヘビたちはそっと滑っていく]
「shy」の /ʃ/ と「snakes」「slide」の /s/ が連続。口の形と舌の位置を毎回リセットして混合しないようにしましょう。

母音バリエーション: 「短い a」 (/æ/), 「長い e」 (/iː/)

Eve eats each eerie eel easily.

[イブは不気味なウナギを難なく食べる]
長い /iː/(「ee」)の音が連続するため、口角を横に引いてはっきり伸ばすよう意識すると明瞭に発音できます。

Aaron aims at ancient acorns again.

[アーロンは古いドングリをもう一度狙う]
/eɪ/(「aims」「acorns」「again」)と短い /æ/(「Aaron」)を対比。口の開き具合と長さをしっかり区別しましょう。

Opal's oval oboes obey openly.

[オパールの丸いオーボエたちは素直に従う]
「Opal」「oval」「oboes」「obey」「openly」などの /oʊ/ を強調。唇を丸めてから徐々に閉じるイメージで「オウ」と発音しましょう。

Ike's ice icons ignite ideas.

[アイクの氷のアイコンがアイデアに火をつける]
/aɪ/(「Ike」「ice」「ignite」「ideas」)を繰り返し練習。最初の「ア」と次の「イ」の遷移を滑らかにするのがポイントです。

Uma underestimates unusual umbrellas.

[ウマは珍しい傘を過小評価している]
/ʌ/(「underestimates」「umbrellas」)と /uː/(「Uma」「unusual」)が混在。口の形と舌の奥の位置をはっきり変えましょう。

Amy occasionally obtains ornate oranges.

[エイミーはときどき装飾されたオレンジを手に入れる]
/eɪ/(「Amy」「occasionally」)と /ɔː/(「oranges」「ornate」)を意識し、口を大きく開けたり少しとがらせたりして明瞭な母音を作りましょう。

Only older ogres own oily ores.

[年老いた鬼だけが油っぽい鉱石を所有している]
/oʊ/(「only」「older」「ogres」「own」)と /ɔɪ/(「oily」)の違いを強調。口の動きを大きく変えることで明瞭に発音できます。

Eddie edited an edited edition.

[エディは編集された版を編集した]
短い /ɛ/(「Eddie」「edited」「edition」)を集中して練習。口を少し開き、喉をさほど広げずに「エ」と発音します。

Annie and Andy anxiously argue about apricots.

[アニーとアンディはアプリコットについて不安げに議論する]
短い /æ/(「Annie」「Andy」)や /eɪ/(「apricots」)、/aʊ/(「about」)を混在。口の開き方を単語ごとに切り替えてください。

Eileen eagerly eats exotic Easter eggs.

[アイリーンはエキゾチックなイースターエッグを喜んで食べる]
/iː/(「Eileen」「eagerly」「eats」「Easter」)と短い /ɛ/(「eggs」)の対比。長母音と短母音の長さを明確に変えましょう。

Near an ear, a nearer ear, a nearly eerie ear.

[耳の近く、もっと近くの耳、ほとんど不気味な耳]
「ear」の母音パターンを微妙に変化させたフレーズで、正確な舌と口の動きが求められます。混同しないように丁寧に発音しましょう。

I have got a date at a quarter to eight; I'll see you at the gate, so don't be late.

[8時15分前にデートがあるから、ゲートで会おう。遅れないでね。]
「date」「eight」「gate」「late」にある /eɪ/ を強調。一定のリズムで発音しつつ、長さと口の開き具合をはっきりさせましょう。

子音クラスター: 「sp」 (/sp/), 「spl」 (/spl/), 「str」 (/str/)

Splashing splendid sprinkles spill swiftly.

[はねる素晴らしいトッピングが素早くこぼれる]
「spl-」「spr-」「sp-」などの子音クラスターを連続で発音。子音一つひとつを途切れずにかつはっきり出しましょう。

Spring brings bright blossoms.

[春は鮮やかな花をもたらす]
/spr/ と /br/ が短い間隔で出現。唇や舌の位置を素早く変え、はっきりした発音を保ちます。

A big black bug bit a big black bear.

[大きな黒い虫が大きな黒いクマを噛んだ]
/bl/ クラスターや繰り返し頭文字を高速で言う練習になります。破裂音 /b/ と流れるような /l/ をはっきり区別しましょう。

Stringent strands stretch strongly.

[厳しい束がしっかりと伸びる]
単語の冒頭に /str/ が連続。/s/ → /t/ → /r/ の順に舌を動かし、素早く切り替えます。

Scribble scribes script swiftly.

[走り書きの書き手が原稿を素早く書く]
/skr/(「scribble」「scribes」「script」)のクラスターを正確に。唇よりも舌の奥の動きに注目して弾くように発音しましょう。

Split the splintered splines smoothly.

[裂けた細い部材をなめらかに分ける]
/spl/ と /splɪn/ が繰り返し登場。連続する子音を一つずつ意識して、明瞭に発音する練習になります。

Crunchy crackers crack cleanly.

[カリカリのクラッカーがきれいに割れる]
/kr/ クラスターを強調。舌の奥を持ち上げてから /r/ に移る動作を瞬時に行いましょう。

The strictest structure stood strong.

[最も厳しい構造物がしっかり立っていた]
複数の単語で /str/ が連続。母音が変化しても子音クラスターを崩さないよう、丁寧に繋げます。

Strips of stripes strike the stratosphere.

[縞模様の帯が成層圏に当たる]
/str/ と /st/ が高速で登場。舌や唇を素早く動かし、息が止まらないようにしましょう。

Splendidly spoken speech spreads swiftly.

[素晴らしく話された言葉はすぐに広がる]
/sp/ や /spl/ が連続し、口の動きに敏捷性が求められます。子音を意識して明瞭に発音してください。

How can a clam cram in a clean cream can?

[アサリはどうやってきれいなクリーム缶に押し込まれるのか?]
/kl/ と /kr/、繰り返し /k/ など、舌の奥や唇の動きを高速で切り替えます。詰まらないように注意しましょう。

混在する子音: 「p」 (/p/) & 「b」 (/b/), 「t」 (/t/) & 「d」 (/d/)

A proper cup of coffee in a copper coffee pot.

[銅のコーヒーポットでちゃんとしたコーヒーカップを用意する]
/p/ と /k/ を区別しながら繰り返す難所。/p/ は唇を閉じてから破裂音を出し、/k/ は舌の奥で破裂させるイメージを持ちましょう。

Betty's puppy patted Bobby's baby.

[ベティの子犬がボビーの赤ちゃんを軽くたたいた]
/p/ と /b/ を素早く切り替える練習です。/b/ は声を伴い、/p/ は無声なので、唇の閉じ方と声帯の振動をしっかり区別しましょう。

Dave did the deed down at dawn.

[デイブは夜明けにその行為をした]
/d/ を冒頭・中間・語末でクリアに発音。舌先を歯茎に当てて声を出すイメージを継続してください。

Pat placed the platter properly.

[パットは大皿をきちんと置いた]
単語の先頭に /p/、末尾に /t/ が来る場合、爆発音をはっきりさせます。唇や舌の動きを明確に。

Tim ticked the tip-top timer.

[ティムは最高級のタイマーをカチカチ鳴らした]
/t/ が様々な位置に出現。舌先を歯茎につけてから素早く離す動きを一定に保ち、歯切れよく発音しましょう。

Deb's dad dared Dan to dive deeply.

[デブのお父さんはダンに深く潜る挑戦をさせた]
/d/ が複数の単語に登場。声をしっかり出し、舌先の動きを速くしても一音ずつ明瞭に区別しましょう。

Pippa picked purple pickles perfectly.

[ピッパは紫のピクルスを完璧に選んだ]
/p/ が重なるフレーズで、唇の開閉を繰り返し素早く行う必要があります。詰まらないよう丁寧に発音しましょう。

Tabby the tabby cat tapped Tommy.

[タビーというトラ猫がトミーを軽くたたいた]
/t/ と /b/ の区別を短い単語で繰り返す練習。唇(/b/)と舌先(/t/)の動きを混同しないよう注意してください。

Ben bought a bright blue balloon.

[ベンは明るい青い風船を買った]
/b/ が冒頭や子音クラスター(「bright」「blue」)で出現。声帯を振動させながら唇を閉じる動作を意識しましょう。

Ted's tidy to-do list did the trick.

[テッドのきちんとしたやることリストは効果があった]
/t/ と /d/ を素早く切り替える練習。/t/ は無声、/d/ は有声と意識し、舌の位置を毎回リセットしましょう。

英語 早口言葉

難しい音の組み合わせ: 「s」 (/s/), 「sh」 (/ʃ/), 「ch」 (/tʃ/), 「r」 (/r/), 「l」 (/l/), 「th」 (/θ/, /ð/)

Sheila's rural library threw three truly rare thrills.

[シーラの田舎の図書館は3つの本当に珍しいスリルをもたらした]
/ʃ/(「Sheila's」)、/r/(「rural」「rare」)、そして「th」(「threw」「three」)を絡めた高度な組み合わせです。舌と唇を都度リセットして音が混ざらないようにしましょう。

Freshly-fried flying fish swiftly swirl at the shore.

[揚げたての飛び魚が海岸で素早く渦を巻く]
/fr/、/fl/、/ʃ/ を一文に詰め込んだ難易度高めの早口言葉。速度を保ちつつ、一つずつ子音を切り替えて発音するのがポイントです。

Larry and Rory rarely really row roughly.

[ラリーとローリーはめったに荒く漕がない]
多数の /r/ に加え、「Larry」の /l/ も含まれ、舌を柔軟に動かす必要があります。/r/ の際は舌を奥に丸め、声をしっかり響かせましょう。

Susie's sushi shop sells sashimi on Sunday.

[スージーの寿司店は日曜日に刺身を売っている]
/s/ と /ʃ/ を交互に使い、素早いタイミングで音を切り替えます。「ス」と「シュ」の口の形を都度リセットしましょう。

Thirty thrifty thieves threw threads through the thick sheet.

[30人の倹約家の泥棒たちは厚いシーツを通して糸を投げた]
有声・無声の「th」と子音クラスターが頻繁に登場。舌先を前歯に保ち、声の有無を正確に切り替える必要があります。

A cheery cherry Charlie cherishes rarely rots.

[元気なサクランボを大事にするチャーリーのものはめったに腐らない]
/tʃ/ と /r/ の対比、「ch」サウンドの繰り返しがポイント。破裂音 /tʃ/ は息を弾くように、/r/ は舌を丸めて発音します。

Trish's short shriek shook Richard's red shack.

[トリッシュの短い悲鳴がリチャードの赤い小屋を揺らした]
/ʃ/ と /r/ が様々な位置に出現し、舌や唇の動きの素早い切り替えが要求されます。文全体を通してブレないようにしましょう。

The rolling rock rattled along the rocky ridge.

[転がる岩はごつごつした尾根に沿ってガタガタ鳴った]
/r/ が繰り返し登場し、「ck」クラスターとの組み合わせで息継ぎのタイミングも難しくなります。舌を巻く動きと息の強さに注意。

Sasha sharply shouted, shaking the shabby shack.

[サシャは鋭く叫び、ボロい小屋を揺らした]
/ʃ/(「Sasha」「sharply」「shouted」「shaking」「shack」)と /æ/ の組み合わせ。唇の丸めと母音の口の大きさを切り替えましょう。

Robert roasts robust ribs with rosemary regularly.

[ロバートはローズマリーを使って力強い味のあばら肉を定期的に焼く]
様々な位置の /r/ を繰り返し使用するため、舌の奥を使って明瞭な /r/ を保つ高度な練習になります。

If a dog chews shoes, whose shoes does he choose?

[犬が靴を噛むなら、どの靴を選ぶのだろう?]
/tʃ/(「chews」「choose」)と /ʃ/(「shoes」)を対比。語尾の音を曖昧にせずしっかり区別しましょう。

長めの早口言葉

Peter Piper picked a peck of pickled peppers. A peck of pickled peppers Peter Piper picked. If Peter Piper picked a peck of pickled peppers, Where's the peck of pickled peppers Peter Piper picked?

[ピーター・パイパーはピクルス漬けの唐辛子を一山摘んだ…それはいったいどこへ?]
/p/ の音を使った代表的なオールタレーションで、テンポよく繰り返すほど難易度が上がります。唇を閉じるタイミングを正確に。

Betty Botter bought some butter, But she said the butter's bitter; If I put it in my batter, It will make my batter bitter.

[ベティ・ボッターはバターを買ったが、そのバターは苦かった…]
/b/ と /t/ を中心に、同じ音が繰り返される多行フレーズ。リズム感を維持しながら各音を鮮明に発音しましょう。

She sells seashells by the seashore; The shells she sells are surely seashells. So if she sells seashells by the seashore, I'm sure she sells seashore shells.

[彼女は海岸で貝殻を売っている…]
/s/ と /ʃ/ を繰り返す、流れるようなリズムの有名フレーズ。口の形の切り替えと息継ぎのタイミングが重要です。

How much wood would a woodchuck chuck, If a woodchuck could chuck wood? He would chuck, he would, as much as he could, And chuck as much wood as a woodchuck would, If a woodchuck could chuck wood.

[もしウッドチャックが木を投げられるなら、どれだけ木を投げるのだろう?]
/w/ と /tʃ/ の反復が多く、スピードと発音の持久力を試されます。唇を丸める /w/ と破裂音の /tʃ/ を明確に区別しましょう。

A skunk sat on a stump and thunk the stump stunk, but the stump thunk the skunk stunk.

[スカンクが切り株に座って、切り株が臭いと思ったが、切り株もスカンクが臭いと思った]
/sk/、/st/ のクラスターとわずかな母音の違いに注意。舌先と唇をこまめに動かし、同じ音にならないよう気をつけてください。

I thought a thought. But the thought I thought wasn't the thought I thought I thought.

[思いついたと思った考えは、実は思っていたものとは違った]
「thought」を何度も繰り返し、時制や意味も混乱しやすいフレーズ。/θ/ を維持しつつ、単語の順番を間違えないように。

I scream, you scream, we all scream for ice cream, Until our throats are raw, Then we whisper for whipped cream.

[私は叫ぶ、あなたも叫ぶ、みんなアイスクリームのために叫ぶ…]
母音のバリエーションとテンポがポイント。抑揚をつけてリズムよく読むことで楽しく練習できます。

If two witches were watching two watches, Which witch would watch which watch?

[2人の魔女が2つの時計を見ていたら、どの魔女がどの時計を見る?]
/w/ と /tʃ/ を疑問文形式で切り替えるため、正確な発音が重要です。口の丸め(/w/)と破裂(/tʃ/)をはっきり区別しましょう。

The sixth sick sheik's sixth sheep's sick. Try saying that six times quick!

[6番目の病気の族長の6番目の羊も病気だ。これを6回早口で言ってみて!]
/s/ と /ʃ/ が連続する極めて難易度の高いフレーズです。舌を何度もリセットして噛まないように注意しましょう。

Which wristwatches are Swiss wristwatches, And which wristwatches are not?

[どの腕時計がスイス製の腕時計で、どれがそうでないのか?]
「wristwatches」で /r/ と /w/ の切り替え、さらに /tʃ/(「which」)との組み合わせがポイントです。正確な口の形を維持してください。

Lesser leather never weathered wetter weather better.

[質の低い革はもっと濡れた天候をよりうまく耐えられなかった]
/l/、/θ/、/w/ の切り替えを高速度で行う練習に最適。舌と唇の位置を一つずつ確認しながらスピードアップしてください。

スピード重視・繰り返し練習

素早い発音練習に最適の短いフレーズです。何度も繰り返して口の動きを鍛えましょう。

Toy boat, toy boat, toy boat.

[トイ・ボート、トイ・ボート、トイ・ボート]
/t/ と /b/ を高速で繰り返すことで舌の正確さを鍛えます。唇の閉じ方と破裂のタイミングに注目です。

Unique New York, Unique New York.

[ユニーク・ニューヨーク、ユニーク・ニューヨーク]
母音のつながりと「New」の /n/ + /j/ を滑らかに繋ぐ必要があります。日本語にはない口の動きを意識して発音しましょう。

Black background, brown background.

[黒い背景、茶色い背景]
/bl/ と /br/ の冒頭子音と母音をテンポよく切り替えます。口の形と舌先の位置を都度リセットしましょう。

Red Buick, blue Buick.

[赤いビュイック、青いビュイック]
/r/ と /bl/ の素早い切り替えに加え、母音の変化を短い間隔で発音。破裂音と巻き舌を明確に区別してください。

Truly rural, truly rural, truly rural.

[本当に田舎、本当に田舎、本当に田舎]
/r/ の連続で舌が絡まりやすいフレーズです。舌を奥に引いて軽く丸め、素早く繰り返してもブレないように練習しましょう。

Irish wristwatch, Irish wristwatch.

[アイリッシュ・リストウォッチ、アイリッシュ・リストウォッチ]
/r/ と /w/ が密集しており、高速発音で難易度が高いです。唇の丸め(/w/)と舌の巻き(/r/)を素早く切り替えましょう。

The crow flew over the river with a lump of raw liver.

[カラスは生のレバーのかたまりを持って川の上を飛んだ]
/r/ が様々な位置に出現し、母音も変化に富んでいます。舌の巻きと息の流れを一定に保ちながら発音しましょう。

Peggy Babcock, Peggy Babcock.

[ペギー・バブコック、ペギー・バブコック]
/p/ と /b/ が短い単語で交互に出現。声帯の振動(/b/)と無声の破裂(/p/)を瞬時に切り替えます。

Greek grapes, Greek grapes, Greek grapes.

[ギリシャのブドウ、ギリシャのブドウ、ギリシャのブドウ]
/gr/ のクラスターと「Greek」の /k/ 音を繰り返す練習。舌の奥と唇の動きを素早く切り替えて明瞭に発音しましょう。

Big blue blimp blinked briskly.

[大きな青い飛行船がきびきびと点滅した]
/bl/ と /br/ のクラスターを高速で切り替える練習。唇の動きや破裂音を丁寧に出し分けましょう。

You know New York, you need New York, you know you need unique New York.

[あなたはニューヨークを知っているし、ニューヨークが必要だとわかっている、ユニークなニューヨークが必要だよね?]
「Unique New York」をさらに拡張し、/n/ や /j/ を繰り返し登場させます。舌先の位置と唇の動きを落ち着いてコントロールしましょう。

Wayne went to Wales to watch walruses.

[ウェインはセイウチを見にウェールズへ行った]
/w/ が繰り返し登場し、母音の切り替えも重要。唇を丸める動作を繰り返すため、一語ずつ区切って慣れていきましょう。

Six sticky skeletons. Six sticky skeletons. Six sticky skeletons.

[6体のベタベタした骸骨、6体のベタベタした骸骨、6体のベタベタした骸骨]
/s/ と /st/ が繰り返し登場。速いテンポでも舌の位置を固定し、はっきりと息を前に出して発音しましょう。

Which witch is which? Which witch is which? Which witch is which?

[どの魔女がどの魔女?]
短い疑問文で /w/ と /tʃ/ を交互に使うため、混同しやすいです。「ウィッチ」と「ウィチ」を明確に区別してみましょう。

Snap crackle pop. Snap crackle pop. Snap crackle pop.

[スナップ・クラックル・ポップ、スナップ・クラックル・ポップ、スナップ・クラックル・ポップ]
/sn/、/kr/、/p/ を短く素早く繰り返すドリル。破裂音を途切れさせず、明確な区切りを維持しましょう。

英語の早口⾔業

icon

発音フィードバックの見方

  • Accuracy: 発音が期待される音や強勢、調音とどのくらい一致しているかを示します。
  • Completeness: 予想された単語や音がすべて含まれているかを確認します。抜けや省略がないかをチェックします。
  • Fluency: スムーズさや自然なリズムで話しているかを評価。不要なためらいや繰り返しがないかを見る指標です。
  • Prosody: リズムやイントネーション、強勢パターンなどを含む要素です。自然なピッチや強調が使えているかを反映します。
icon

早口言葉の練習方法

  • まずはゆっくり、正確さを優先して発音する
  • 毎日数分でも続けると、上達が期待できる
  • 難しい音は、口や舌の動きをイメージすると効果的
  • 間違いを恐れず、失敗から学ぶ姿勢が大切

Kippy AI の言語チューター機能を使って、発音や会話を練習してみましょう。即時フィードバックで難しい音をマスターする手助けになります。

会話を通じて
新しい言語をマスターしよう

Download on app store